堺市でおすすめの分譲マンション【2024年】

【写真：無料素材の写真（撮影場所不明）】

マンションを購入しようとするときは、価格、立地、間取り、内装、設備、築年数など、本当にたくさんのことを考えて選ばれると思います。

重視する基準は、ひとりひとりの状況や価値観によって、全く異なるものですね。
ですが、どんな方にでも必ず共通する大切な基準があります。

それは、「将来にわたって、きっちりと適正に管理されるマンションであること」です。

さらに、「適切な管理計画を有する」という認定を取った新築マンションは、
住宅金融支援機構の【フラット３５】維持保全型の対象となり、
【フラット３５】の金利から引き下げられるというメリットもあります。
（詳細は金融機関にご相談ください）

Contents

マンションを認定するしくみ

マンションを買うなら、管理不全にならなさそうなマンションを選びたいですよね。

少し難しい話になりますが、
マンションについては、管理が適正に行われずに「管理不全」の状態となった場合、区分所有者等の居住環境の低下のみならず、
外壁等の剥落など深刻な問題を引き起こす可能性が、全国的に懸念されてきました。

※人口減少で空家が出る→管理がうまくいかない→修繕できずボロくなる→ますます空家が増える→最悪の場合、スラム化する・・・という問題です。
全国で心配な状況になっているマンションが発生しています。

（管理が悪くなってくると、「管理が悪いところに住みたくない方」は引っ越して出て行くので、「管理に興味のない住民」の率が上がり、管理組合がうまく機能しなくなりがちです。また、空いた部屋が賃貸に出され、入居者がコロコロ変わるためルールが定着しなくなってマナーも低下する、とケースも多いそうです。）

そこで、2020年6月、マンションの管理の適正化の推進に関する法律が改正されました。

この法律改正により、国による基本方針の策定や地方公共団体によるマンション管理適正化推進計画の作成、適切な管理計画を有するマンションの認定制度等が新たに位置付けられました。

2023年6月には、堺市でも「堺市マンション管理適正化推進計画」が取りまとめられ、
堺市内の分譲マンションの管理の適正化が進められています。

2024年2月現在、堺市のマンションでは、次の5件が認定を取得しています。
（日付は認定日）

新築マンションの管理計画案は「予備認定」という仕組みがあり、2024年2月時点で5件が取得しています。

もちろん「適正な管理が行われるマンション」は上記だけ、ということではなく、
あくまでも「認定されたのは、現時点ではこれだけ」ということで、
今後どんどん増えていくと思います。

マンション選びの際には、管理にも必ずご注目ください。
10年後・20年後も安心して暮らすためには「適正な管理」が必須です。

ちなみに、新築マンションは、予備認定を取得していればフラット35の金利から引き下げられるメリットを受けるチャンスにもなります。

※ご紹介した物件のマンションの立地環境、設備、内装、価格等は、それぞれのマンション事業者様へご確認ください。

管理計画認定制度の認定基準をもっと知りたい方は、以下からどうぞ。

余談ですが、あたらしく大規模マンションができると、保育施設のニーズがそのエリアだけ急に高まる、ということがあります。

そこで堺市では、2022年1月1日、子どもを安心して育てることができる環境を充実させることを目的とした条例できました。

詳細は、市のHPからどうぞ。