コラム

引越し業者の選び方【堺市版】

今は引越し業者の一括見積サイトを使って、複数の引越し業者の金額を比較するのが一般的ですね。

一括見積サイトを活用することは、メリットが明らかに大きいからです。

このページは、
金額を安くするだけでなく、少しでも安心できる一括見積サイト
(家族の情報を渡すには安心できないサイトもありますよ、という話)

堺市での引越しでよく選ばれている引越し業者
について書いていきます。

安心安全の観点では、2023年12月に、引越し侍のエイチームライフデザインでも個人情報漏えいの可能性というニュースがありましたね。詳細はこちら

一括見積サイトを使うメリット

引越し業者を決めるときは、いくつかの引越し業者から見積もりを取り、サービス内容も含めて比較すべきです。

複数の業者から見積を取るのは、「荷物が多い引越しが得意」「近距離の引越しが得意」など、引越し業者によって得意なものが違うことや、
「ダンボール一つあたりの料金」や「作業員一人あたりの費用」など、値段を決める基準も会社によって違うので、結果的に【見積金額が全然違うから】です。

自分の引越し内容にぴったりと合う業者を選ぶことが、引越しの金額を安く抑えるポイントになってきます。

また、引越日が業者さんのスケジュールとうまくかみ合えば、
「●月●日の●時からであれば、大きく値引きできます!」
と、さらに値引きしてもらえることもあるかもしれません。

2021年の私の実体験です。引越日に間に合わせるためにめちゃくちゃバタバタしましたが、かなり低価格になりました。

でも、いくつかの引越し業者を選んで(口コミを調べたり、サービス内容を見たり)、それぞれの業者の問合せ窓口を調べて連絡してやり取りをする・・・これはとても面倒くさいです。
こんなことに時間を割くなら、新居のレイアウトを考えたり、足りないものを買い足したり、ということに使う方がずっと有意義です。

【面倒くさいことを少なく・簡単にしてくれる】・・・これが一括見積サイトを使う最大のメリットです。

一括見積サイトを使うデメリット

一括見積サイトを使うデメリットは、【一括見積サイトに引越しに関する情報を流すことのリスク】です。

一括見積サイトによっては、情報を入力さえすれば、条件に合う引越し業者から連絡が来る、という手軽さをウリにしているところがあります。

が、その手軽さがメリットになる反面、
たくさんの業者から連絡が来てしまい、その対応が大変なことに加え、
現住所や新しい住所だけでなく、家族構成まで推測できる荷物内容といった情報が、業者にダダ洩れになることに不安が付きまといます。

一括見積サイトによっては、サービス紹介という名目で、電気事業者やウォーターサーバー業者の案内が来る(=個人情報を流されてしまう)こともあります。

そして、引越し業者は、自分たちの財産である家財道具を運んだり、新居に出入りする人たちです。

今のご時世、ちょっと疑心暗鬼でいる方が自分の安全を守れると思っています

この情報を流してしまうリスクは小さくすべきです。

そこで当ページでは、一括見積サイトを使うデメリット(リスク)が小さくなるよう、
金額を安くするだけでなく、少しでも安心できる一括見積サイト
ということと、

「一括見積サイトで見積を取った後、最終的にどの引越し業者が選ばれているの?」という視点で
堺市での引越しでよく選ばれている引越し業者
について書いていきます。

安くなる、安心できる見積一括サイト

一括見積サイトを使う最大のメリットは、先ほど書きました。
次にデメリットも書きました。

ここでは、【デメリット(情報を流すリスク)を小さくするための一括見積サイトの選び方】と、【私のおすすめのサイト】をご紹介します。

引越し情報(引越先住所、間取りなど)、家庭の情報(家族構成、年齢層、個人の趣味など)を少しでも守るには、

  • 個人情報保護の仕組みが整っていること
  • 情報を出す引越し業者を選べること(=見積依頼をする業者を選べる)

が重要です。

もちろん、しっかりと複数の引越し業者を比較するためには、提携業者が多い(大手、地域密着など、色々な引越し業者と提携している)ことは、一括見積サイトとしての大前提です。

そのため、見積一括サイトは、つぎの4つを満たすのがいいと考えます。

  • 提携業者が多いかつ、厳選されている
    (大手、地域密着など色々な業者から厳選)
  • 利用者の満足度が分かり、見積を取る業者を選択できる
    (業者を厳選して無駄なやり取りを省く、個人情報を渡すのは最小限の業者に絞る)
  • 見積以外のお知らせサービスを「希望しない」が選べる
    (過剰なやり取りを省く、個人情報を渡すのは最小限の業者に絞る)
  • 情報のセキュリティマネジメントがきちんとしている

これらを踏まえると、結果的に「LIFULL引越し」の一択、という結論になります。
その理由を見ていきましょう。

※LIFULL引越しのページをご覧になる場合はこちらからどうぞ↓



➀提携業者が多い

一括見積サイトの提携業者数は、数十~200くらいのサイトが多く、
中には、300を超える業者と提携していることをウリにしているところもあります。

LIFULL引越しの一括見積サイトは、全国約130社(2023.9時点)と提携しています。

提携業者の数が多ければ多いほど良いかというと、そうではないと思います。
少しでも多くの引越し業者と提携しつつも、どことでも提携するのではなく、厳選しておいてほしいところです。

業者数が多いことをウリにしていると
【すべての業者がよいサービスレベルにあるのかな】
【提携業者数の多さをウリにするために、よせ集めてるのではないのかな】
そんなことが気になります。

LIFULL引越しは提携業者数は多い方ですが、数の多さをウリにしているようではありません。
LIFULL引越し約130社(2023.9時点)、SUUMO引越しは約120社(2023.5時点)ですが、300社以上というのをウリにしている一括見積サイトもあります

LIFULL引越しの提携業者は、大手はもちろんのこと、赤帽などの地域密着型の会社とも提携しています。

②引越しをした方々の満足度が分かり、
 見積を取る業者を選択できる

一括見積サイトのメリットは、もちろん【一度にいくつもの業者に見積依頼ができる】といことですが、その裏返しとして、最大のデメリットが【依頼後に大量の電話連絡が入ること】です。

なので、そのデメリットを最小にするために、見積依頼をする業者を厳選する、という作業が大切です。

LIFULL引越しのサイトでは、ご自身の引越し情報を入力すると、条件に該当する業者を表示してくれます。

その中から、実際に見積もりがほしい、と思う業者を選ぶことが可能です。

どうやって業者を選べばよいか分からないという場合も、サービス紹介だけでなく、過去に引越しをした方々による評価(点数やコメント)が分かりやすく出ますので、安心して選ぶことができます。

見積依頼をする業者は、大手と地元密着系のところをピックアップすると良いでしょう。

見積依頼をする数は、忙しい人は3~6社くらいで十分かと思います。
もちろん、数を増やせばより安い見積もりが出てくる可能性は高まります。
が、その分、やりとりする業者の数も増えるので、忙しい人は3・4社くらいで十分かと。

見積依頼を掛けた業者から立て続けに連絡がくると大変なので、ある程度厳選しておくこと、時間的にもコントロールしやすくなります。

➂見積以外のサービスを「希望しない」が選べる

LIFULL引越しのサイトでは、電気やガス、ウォーターサーバーなどの業者から営業を受けることを「希望しない」にチェックすることが可能です。

引越し前の忙しい時に、過剰なやり取り、無駄なやり取りを省きたい人は、不要なサービスの紹介は「希望しない」にしましょう。

これは、情報を流す相手を絞ることは、個人情報を守る上でも大切ですね。

④情報のセキュリティマネジメントがきちんとしている

LIFULL引越しを運営している株式会社LIFULLは、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格「ISO/IEC 27001」および国内規格「JIS Q 27001」の認証を取得しています。

規格では「機密性」を保つ管理体制が必須であり、「情報が漏えい・暴露を受けないように管理をすること」ができている証でもあります。

一般的に、会社のサイトでは、国際規格「ISO/IEC 27001」、国内規格「JIS Q 27001」の認証を取得したら、しっかり明示します。
「うちは情報をちゃんと管理してますよ」とお客様にアピールするためです。
最近は、情報を管理するならば、規格の認証を取得する会社が多いようです。
認証を取得しているかどうかがひとつの評価になるからです。

ちなみに、私が勤務する会社も認証を取得しており、そのルールに従って慎重に情報を取り扱っています。

そういう会社で働いている立場からすると・・・
「認証の取得を示してない一括見積サイトの情報管理って大丈夫か?」
と不信・不安です。

一括見積はこんな流れです

LIFULL引越しは、こんな流れです。

「最短45秒で簡単に引越し料金の見積もりができます。(無料)」とのことなので、かなり手軽に見積依頼ができますが、できるだけ情報は入力した方がいいです。

引越し見積に必要な情報を準備する
 ※どんな情報が必要かは、LIFULL引越しのサイトの「無料見積もりスタート」のボタンから確認できます。下のバナーからもご確認いただけます。


一括見積サイトに入力し、見積依頼をする

見積依頼をした引越し業者から電話やメールが来る

引越し業者に正式な見積依頼をする

料金・サービスを比較する/交渉する(決定する)

あると良い情報

一括見積サイトで見積依頼をしたら、正式な見積作成のためのやり取りが始まります。

訪問での詳細見積もりが必要な場合は、対応がOKな日時がすぐに伝えられるとスムーズなので、あらかじめいくつかピックアップしてくと良いでしょう。
※1人暮らしの引越しなど、訪問見積もりは無くても良いケースがあります。

また、マンションで2・3階以上の方は、搬出・搬入にエレベーターが使用できるかを判断するため、エレベーターのサイズを聞かれるかもしれません。

分譲マンションならエレベーターのサイズにほぼ問題ないと思いますが、賃貸マンションの場合、エレベーターに大型の荷物(例:ベットのマットレス)が入らず、階段で運んでいただくことになるケースもあります。

エレベーターで運べれば作業時間の短縮にもなるので、エレベーターのだいたいのサイズを事前に確認しておくとスムーズです。(幅、奥行、高さ)

情報があいまいだと、余裕を見て少し高めの金額での見積になります。高い金額になるのを避けるため、できるだけ詳しい情報を用意し、正確に引越し業者にお伝えするよう心がけましょう。

余談1:IKEAの家具がある場合【要注意】

通常、大型家具は、引越し業者がユニットに解体してから搬出し、新居でまた組み立てくれるというケースが多いです。

ところが、IKEAの家具は、「解体して運んで、また組み立てる」ということに対応していないものが多く、引越し業者から運搬を断られたり、クレーン代が必要になったり(解体せずにクレーンで搬出入するため)します。

IKEAの家具は、欧米の大きな廊下や階段の住宅を想定した家具なので、日本のように、解体が必要な住宅には対応していない家具なのです。

引越し当日にトラブルにならないよう、IKEAの大型家具(搬出の時に解体が必要な物)がある方は、正式な見積をつくる段階で、引越し業者に必ず伝えてください

引越し業者はあくまでも「運搬・運送」の専門業者なので、IKEAの家具のように、板状に分解するしかない家具を解体したり、組み立てたりする専門家ではありません。

日本向けの商品(ニトリなど)の家具であれば、日本の住宅での引越しが想定された家具なので、解体して運んだら、また組み立てて下さるんですけどね。

IKEAの家具の扱いに困った場合は、解体・組立てをしてくれる専門業者さんに依頼することも選択肢のひとつです。
ネットには、色んな方のアドバイスや体験談が出ているので、参考になさるのも良いと思います。

余談2:引越し業者との交渉

引越し業者の方は、日々、お客様からの交渉を受けておられます。

多少の交渉は慣れっこなので、遠慮せずに交渉しましょう。

交渉する」というと何だか難しいことに感じますが、「相談する」「お願いしてみる」という気持ちで接すると気負いなく、偉そうな客にもならずに、いい話合いができるのではないでしょうか。

堺市での引越しでよく選ばれている引越し業者

私は、普段から「どこの引越し業者が多いのかな」ということを気にかけながら過ごしています。

その中で感じたことを書きます。

とにかく見かける回数が多い引越し業者は、サカイ引越センターです。

調べてみますと、サカイ引越センターは堺市内に「堺支社」「泉北支社」の2つの事業所があり、堺市内でも担当エリアを分けておられました。
他のエリアと比べて、サカイ引越センター内でも堺市内の引越しが多いのだろうと思われます。
サカイ引越センターのトラックは、走行中はもちろんのこと、引越し作業中のトラック、時間待機中かな?というトラックなど、とにかく頻繁に見ます。
(実を言うと、私自身はサカイ引越センターで引っ越しした経験ありませんが…。祖父母が堺に引越しして来た時は、サカイ引越センターでした。)

他は、アリさんマークの引越社ハート引越センターアート引越センター、というところでしょうか。

私の見解や調べたことがわずかでも皆様のお役に立てば幸いですし、
納得いく価格で、安心してスムーズな引越しになることを願っています。