コラム

風呂スペースはあるのにバスタブ・洗い場がない【公営住宅のびっくり?】

お風呂を取り付けるためのスペースがあるのに、バスタブも洗い場もない、からっぽの状態の住宅があります。

「思わぬ落とし穴?【公営住宅での注意6つ】」では、このようなことを書きました。

公営住宅の募集一覧を見ていると、「浴槽なし」という住戸があります。
これは、お風呂を設置できるスペースはあるけどバスタブも洗い場も無い、という住戸です。

私は、古い木造アパートではお風呂の無いところもある、という知識はありましたが、正直なところ、公営住宅にお風呂がない住戸が存在するいう発想はありませんでした。

(中略)

公営住宅には、1960年代、1970年代に建てられたものもあります。
お風呂があるのが当然という時代ではなかったため、お風呂のスペースだけは設け、入居者が設置したければ設置できるようにしている、ということのようです。


ここでは、その解決方法を書きます。

お風呂を付ける方法➀ 自費で工事する

自費で工事会社を手配して取り付けるという方法は、おそらく真っ先に思い浮かぶ方法でしょう。

工事会社は、地元のところを調べて連絡すれば、おおむね対応してもらえます。

ただ、工事費用は数十万円かかるので、引越しで物入りの時には金銭的に厳しいと感じるかもしれません。

お風呂を付ける方法② リースで数千円を月々払いする

ふたつめの方法は、「リースで付けて月々払いをする」という方法です。
大阪ガスが指定した住宅であれば、「おふろリース制度」を使うことができます。

おふろリース制度とは?

大阪ガスには「おふろリース制度」というサービスがあります。
これは、お風呂が無い住戸に、「リース制度」でお風呂を設置することができるものです。

こんなメリットがあります。

  • 購入資金が不要
    ※契約時に補償金1万円が必要です
  • 月払いシステムが可能
  • 故障時は修理費不要
    ※10年の契約期間で、故障時には大阪ガスのアフターサービスが追加料金なしに受け取れます

工事をして取り付けるとなると、かなり高額の費用がかかります。

ですが、このおふろリース制度を使えば、月々4,000円とか5,000円程度の支払いでお風呂を設置できます。

インターネットで「おふろリース制度」を検索しても、分かりやすい案内ページがなかったので、知人Aさんが持っているチラシをPDFでアップします。
 ※手書きのメモの文字が残っていますが無視してください
 ※このチラシは参考程度とし、必要に応じて大阪ガスにお問合せください。

こちらからダウンロードできますので、ご参考になさってください。

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